m_f_n INTERVIEW
三浦大地が考える、
美しさの本質。
アートディレクター、イラストレーター、ファッションデザイナーとして、 独自の感性を発信し続ける三浦大地さん。 今回は、m_f_nクリエイティブディレクターである美舟とともに、 肌、メイク、日々のケア、そして心地よく生きることについて語り合いました。
美しさは、飾ることだけで生まれるものではない。 その人の状態や空気感、日々のあり方が、肌や表情に自然とあらわれていく。 そんな静かな気づきに満ちた対話です。
D:三浦大地さん
M:美舟 / m_f_n Creative Director
Z:ZENGO / m_f_n Brand Manager
スキンケアは、メイクの一部かもしれない。
突然だけど、このコーナーって、美舟が作った美容液を紹介していくページなんでしょう?
そう。いろんな人に使ってもらって、感想を聞いたり、 その人の生活や仕事を少し垣間見られたらいいなと思って始めたの。
仕事をしている人って、誰かのためには一生懸命動くけれど、 自分のことは後回しにしがちでしょう。 忙しい人でも、自分をケアできるもの。 それも、できるだけ楽に続けられるものがいいなと思ったのが、m_f_nの始まりかな。
確かに、人に何かを施す仕事の人って、自分にかける時間が少ないよね。 自分のことは、どうしても優先順位が下がってしまう。
女優さんやモデルさんも、肌の調子が悪いと気持ちが下がる人が多いの。 私のメイクは、肌を生かすナチュラルなものも多いから、素肌の状態はとても大切。
肌は、その人の状態を映す場所。
美舟の中では、これは美容液だけど、 ベースのスキンケアというより、メイクアップの一部として捉えているの?
うーん、スキンケアはメイクの一部だと思っているかもしれない。 肌が整っていると、気持ちが上がるんだよね。
今話していて思ったけど、ファンデーションって「土台」という意味があるでしょう。 人の体調やメンタルの土台が可視化される場所って、肌なのかもしれないね。
肌感、肌荒れ、色。そういうもので、なんとなくその人の状態が見えてくる。
肌は、隠すものではなく、
その人らしさがにじむ場所。
メイクは、肌を隠すためだけのものではないと思っているの。 本来は、その人が持っている自然な状態を、より良い状態に見せていくもの。
その人の肌の赤みや質感、もともと持っている魅力を消してしまうのはもったいない。 だから私は、その人を生かすメイクをしたいと思ってきたんだよね。
乾燥、肌荒れ、そして“触らない”ということ。
僕自身、幼少期からアトピーがあって、肌が荒れることもあったんです。 最近でも、環境の変化や紫外線を浴びすぎたときに出ることがある。
そういうときって、肌がカサカサしたり、ザラっとしたりする。 何かが起きて、うるおいが失われている過程なんだろうなと思うんです。
そのために、欠かさずにしていることはありますか?
基本は保湿です。 それから、究極を言うと「触らない」こと。 いじらない。これ、かなり大事だと思っています。
触らないって、本当に大事。 肌には本来、すこやかな状態に戻ろうとする力があるから、 余計なことをしすぎないことも必要なんだよね。
m_f_nを使って感じたこと。
三浦さんがm_f_nを使ってみた感想を教えてください。
僕はかなり贅沢な使い方をして、一週間くらいでなくなってしまったんです(笑)。 というのも、ちょうどすごく日焼けをしたタイミングでいただいて。
体にも使ってみたら、すごくうるおうし、ベタつかない。 すっとなじむのに、うるおいが保たれている感じがあって、これはいいなと思いました。
あと、使い勝手が楽。 ボトルの形も、片手で出せるところもいい。 毎日使うものって、そういう小さな使いやすさが大事だと思うんです。
ケアしたくないわけじゃない。
ただ、続けやすいものがいい。
m_f_nをおすすめするとしたら、どんな人?
男女問わず使いやすいと思います。 特に、スキンケアを難しく考えすぎたくない人にはいい。 1本で済むということが、すごく楽だと思うから。
三浦大地さんの、日々の整え方。
普段、時短のためにしていることはありますか?
時短かどうかはわからないけど、いつも霧吹きを持ち歩いています。
中身は?
水です。ただの水。 服のシワにも使えるし、寝癖にも使えるし、気分を切り替えたいときにもいい。 旅にも必ず持っていきます。
香りも、自分の範囲で楽しむものだと思っていて。 空間にいる全員へ押しつけるものではない気がするんです。 だから霧吹きも、匂いのない水がちょうどいい。
心地よいのは、流れている時間。
一番心地いいと思う場所や、シチュエーションはありますか?
僕は、移動しているのが好きなんです。 同じ場所に滞留しているよりも、流れているのが好き。
自分は水の性質に近い気がしていて。 流れていないと、どこか滞ってしまう。 だから「この場所が好き」というより、いろいろなところへ行けることの方が大事なんです。
すごくわかる。 水も、流れていることが本来の性質だもんね。 人の体も、肌も、循環していることが大切なのかもしれない。
心地よさは、
止まらずに流れていること。
楽しい、を超えたところ。
今、何をしているときが一番楽しいですか?
最近は、何かひとつが特別に楽しいというより、 全部が楽しいのが当たり前になってきた感じがあります。
起きる出来事を、良いこととか悪いこととかで分けるより、 ただ「こういうことが起きたんだな」と見られるようになってきた。 自分の捉え方で、いろいろなことは変わるんだと思います。
次回、後編へ続く。
三浦大地さんのストレスについての考え方、
そしてクリエイターになるまでの道のりについて伺います。
三浦大地 profile
東京出身のファッションデザイナー、イラストレーター、アートディレクター。 日本を代表するアーティストや映像作品のコスチュームデザインをはじめ、 国内外のブランドとのコラボレーションワークやプロデュースも多数手がける。
自身の描くイラストレーションは、ディズニーとのコラボレーションでも知られ、 ファッション、アート、ライフスタイルの領域を横断して活動。 近年は「EARTH AND STOVE」プロジェクトを立ち上げ、 コミュニティ運営やストレスフリーなライフスタイルに寄り添うプロダクト開発にも取り組んでいる。
Instagram:www.instagram.com/daichi_1127
OFFICIAL SITE:www.daichimiura.com

