Vol.1『肌は“語る”。私が素肌づくりにこだわる理由』
― m_f_n主宰/ヘアメイクアップアーティスト mifuneメイクアップアーティストという職業柄、毎日さまざまな顔に触れます。ファッションの現場、広告撮影、女優の舞台裏。そこにはメイクで変わることを求める人がいて、でも私は、変えることよりもその人らしさを残すことをいつも一番に考えています。
美しさって、輪郭やパーツではないと私は思うんです。むしろその人の肌が放つ気配。たとえば光のまとい方、呼吸のリズムのようなもの。どれだけ完璧なメイクを施しても、肌が整っていなければ仕上がりに“奥行き”が生まれない。素肌が育っている人のメイクは、軽くても深く、美しい。
私は長年、数えきれないほどの肌と向き合ってきました。乾燥肌、敏感肌、トラブル肌、ハリを失いかけている肌。年齢を問わず、みんな悩みを抱えながら、何かに頼りたくてコスメを探しています。
でも、化粧品ができることって、魔法じゃない。むしろ、本当に良いものほど「肌を信じてあげること」を促してくれる。それが、私がm_f_nをつくった理由です。
私たちのセラムには、私が現場で必要だと感じていた要素をすべて込めています。日々のストレスや外的刺激に揺れやすい肌を守るために、ダチョウ抗体という日本発の先進技術を採用しました(※保湿による)。肌に“守る膜”をつくるような発想で、ゆらぎやすい肌環境を健やかに整えます。
そして、植物幹細胞。私は、過酷な自然環境のなかでも生き抜く植物の“自己修復力”に魅せられてきました。その生命力を応用した幹細胞培養エキスを取り入れ、肌が本来持つリズムや力を、内側から静かに呼び覚まします(※保湿による)。
でも、いくら良い成分が入っていても、届かなければ意味がない。そこで採用したのが進化型リポソーム技術。成分を微粒子化し、角質層のすみずみまで浸透させるための工夫です(※角質層まで)。
m_f_nのセラムは、朝も夜もたったの2~3プッシュ。その時間はただの“スキンケア”じゃなくて、自分を整える“儀式”のようなもの。手のひらで温めて、肌になじませる。ふっと深呼吸して、顔を包み込む。忙しい毎日のなかでほんの30秒、自分のためだけに“やさしい手”を向けることで、心も肌も変わっていきます。
このセラムを使いはじめた方から「朝、ファンデーションのノリが全然違う」「肌が落ち着いて、メイクが楽しくなった」という声をたくさんいただいています。でも、なにより嬉しいのは「自分の肌を好きになれた」という言葉。
肌は、自分自身との関係性を映す鏡。無理をさせないこと、急がないこと、整えること。その積み重ねが、透明感やツヤ感ではなく、“気配としての美しさ”に変わっていくのです。
m_f_nは、華やかな変化よりも、しっとりとした確信のある美しさを大切にしています。それは、メイクで何千回も“仕上げ”を繰り返してきた私だからこそわかること。そして、肌を大切にすることは、自分の人生を大切にすることにもつながっていると私は信じています。
スキンケアは、肌のためにするものではなく、あなた自身に手をかけるためのもの。
m_f_nのセラムが、その小さな始まりになることを願っています。
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